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新型コロナウイルス拡大中のカナダの不動産への投資

記者 西原良三 報道

オンタリオ州政府が新型コロナウイルス拡大の緊急事態を宣言し始めた3月以降、現地での生活は大きく変化し、投資環境も静かに変化してきました。

多くの投資家は、流行後に景気が下降することを懸念し、投資を引き締めるべきだと考えていますが、結局のところ、景気が下降している中で生きていくことは、儲けることよりも大切なことなのです。

家を買う前に地元の市場を知ることは大事です。手始めにいくつかのチャートを見てみましょう:

  1. 2008年から2020年までの住宅価格の推移。 (ウォータールー住宅販売協会)

このチャートを見ると、2008年から2020年までの間に、この地域の物件の平均価格が約2倍になっていることがわかります。今のマイホーム購入は、ダウンサイドリスクが高いレベルにあります。

また、このチャートは、過去12年間でウォータールー地域の経済が成長していることを伝えていますが、なぜこのような結論になるのでしょうか? また、地域の人口規模の変化にもよります。

2. 地域の人口増加率(ウォータールー地方政府統計)

2000年から2020年の間に20万人近く人口が増加しました。これは、雇用人口が多く、住宅市場の需要が強いことを示しています。投資ビークルが長期ホールドであれば、流行りの下降は人口動態に引っ張られることになります。

3. 平均市場投入までの時間(ウォータールー不動産販売協会)

市場に出ている時間が大幅に短くなるということは、市場での家の動きが早いということであり、市場の需要はまだ十分にあるということになります。他の状況は?

  1. 家賃収入

留学生向けの賃貸事情はかなりひどいです。地元の3つの中等教育機関がキャンパスを閉鎖する中、多くの地元カナダの学生がオンライン授業のためにチェックアウトしたり、家に帰ったりしています。また、9月の入学式が始まるまで部屋を借りられる可能性は低いと思われます。 航空券やビザが手に入りにくく、遠隔地で授業を受ける学生は部屋を借りることができないため、新型コロナウイルスの影響で留学生が減ることになります。

2.一般的な経済環境と今後の期待

米国のように競争力のない企業を排除するために市場の力に頼るのではなく、政府は流行期に政策に基づく救済を多く配分しました。予見しなければならないのは、今後の市場の生産性の劇的な低下である。市場にはたくさんのお金が出回っていて、それに見合った商品がありません。インフレが現れる可能性は高いだろうし、インフレ対策に財産を使うのは選択肢に入るしかありません。

記者 西原良三 報道